授業

thieda2005-09-16

だいぶアメリカのセミナー形式の授業にも慣れてきました。授業中の発言も、まだ3センテンス以上のことは言えませんが、一回の授業で2・3度はできるようになってきました。また、クラスメートの発言も三分の一程度はわかるようになってきました。
政治学部大学院一年生必修のIntro to Professional Political Science の授業では、課題文献の要約メモを事前にメールで提出し、それをまとめたものが授業の前にメールで配られるのですが、面白いことに、読んでみるとアメリカ人の学生のメモの多くが論文及び授業のポイントをはずしています。「母国語だろ!!」と突っ込みたくもなりますが、その調子で授業中も議論の流れを理解していない発言をするので議論が拡散して大変です。こちらのセミナーは学生が報告したり、主体となって進めるというよりは、先生が時折学生に質問をして、その答えに基づいて講義をするという形式です。そのため、ピントの外れたたくさんの質問をいかにさばいて授業を意図通りに進めるかというところに教授の力量が問われるという感じです。
そんなわけで、カタコト英語でも教授の質問に直球でど真ん中の答えをすれば一目置かれるようです。