2009-01-01から1年間の記事一覧

映画三本

そして、空いた時間は溜まりに溜まった映画鑑賞。ハッカビーズ [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2009/11/20メディア: DVD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る まずは、David O. Russell監督の奇作"i ♥ huckabees"。内容はとい…

年の瀬のお休み

年末に一本、年明けに一本、論文の締め切りがあり、一月上旬の研究所の開始日には博論の審査コメントに対する応答を仕上げなければならないわけですが、年末の締め切りを上げたあとは「何事も少し寝かしたほうが良い」ということで休暇中。 まずは、大晦日は…

Structuring the State

Structuring the State: The Formation of Italy and Germany and the Puzzle of Federalism作者: Daniel Ziblatt出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2008/01/21メディア: ペーパーバック クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る 日本に帰…

今日の自分が日本人であることを実感する瞬間

街でカプチーノを飲んで舌が重くなったので、家に帰って緑茶を入れている自分に気付いたとき。

クリスマス・ショッピング

クリスマス・イブに日本人の友人たちとパーティをするのと、25日午後から26日にかけて家の周りのバスが完全に運休し家篭りを余儀なくされる関係から、買出しに出かけました。先週末の寒波から打って変わって、ダウンジャケットを着込むと汗ばむような陽…

ディフェンスの日程決定

今日、ほとんど人のいない図書館に向かいメールボックスを開くと、学部秘書さんからメールがあり「学内審査委員のK教授と話したところthiedaの博士論文にゴーサインを出すそうだから、ディフェンスの日程をフィックスする」との連絡を受けました。指導教授…

大雪

さて、コンサートの後、週末に台北に帰る友人とドゥオモ裏のカフェでワインとブッフェを楽しみ、終バスに乗るために9時20分ごろにサン・マルコのバス停へ向いました。しかし、コンサートホールを出た頃はちらちらと降り始めだった雪がその頃は本降りとな…

クリスマス・オラトリオ

友人に誘われ、テアトロ・コミュナーレにバッハ「クリスマス・オラトリオ」を聴きに行ってきました。実は、東京で社会人合唱団に所属していたときに歌ったことがあるはずのですが、メロディーも歌詞も良く覚えておらず。よく考えてみると、確か演奏は短縮版…

初雪

ここ一週間ほど、非常に寒い日が続いているのですが、昨日ついに雪となりました。研究所の合唱団の練習の帰りにバスを待っていると雪がちらつき始め、一晩明けてドアを開けてみると駐車場の車のうえに雪がこんもりとつもっていました。どうりで寒いはずだ。 …

忘年会シーズン到来

忘年会シーズンということで、研究所の北欧出身者有志による恒例の「クリスマスパーティ」が開かれ、参加してきました。まずは、IKEAで貰ってきたニシンの酢漬け、クラッカー、チーズ、IKEA名物肉団子といったツマミとともに香辛料入りホットワイン…

New Welfare State in Europe

木・金の二日間、ダヴィード・ナターリ&ジュリアーノ・ボノーリ共催で「ヨーロッパにおける新しい福祉国家」というカンファレンスを開催中で参加しています。参加者は上記二人に加え、ブルーノ・パリエ、アントン・ヘメリック、フィリップ・ポッシェ、デー…

Job Ads

スウェーデン南部にある名門・ルンド大学が日本研究のポスドクを募集しているそうです。親切なフランス人の友人がメールで「興味あったら」と送ってくれました。http://www.ace.lu.se/the-centre/vacancies「我こそは!」という方は是非。締め切りは2010…

寒い

フィレンツェも昨日から急激に冷え込み、いよいよ冬がやってきたという感じです。それまではジャケットにマフラーで十分だったのですが、ダウンジャケットを着込んでも寒いぐらいです。北欧人の友人達と話しになりましたが、秋・冬は湿度が高いのでそれほど…

気が抜ける?

博士論文を外部審査委員に送付したこともあり、ここのところなんだかホッとして気が抜けています。本当は審査コメントが帰ってくるまでの間に他の一本の論文執筆をする必要があるのですが、いまは関連文献を読む程度で執筆までには至っていません。まぁ、日…

日本食料理店

フィレンツェの中心部に位置するサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の近くに新しく日本食料理店ができたらしく、友人達が「thiedaを連れて行って『本物』かどうかを確認したい!」というので、博論執筆も一段落ついたので、連れ立って行ってきました。僕らの戦略…

旧ユーゴ内戦

EUIには旧ユーゴ出身の学生がかなり居ます。そして、彼らは必ずしも旧ユーゴ地域からフィレンツェに来ているわけではなく、他の国の政府から奨学金をもらって来ていたりします。ボスニア紛争のときに難民としてそうした国々に移住したからです。 先日、友…

福祉国家研究会

ヨーロッパ社会政策学会で会った友人がEUIに訪問研究生として滞在するということで、福祉国家研究会で彼女の博士論文の理論枠組みを発表してもらいました。 写真よりも実物のほうが可愛いかも。とにかく、チャーミングなドイツ人です。ドイツの大学の博士…

おでん

先日フィレンツェに調査にお見えになったIさんから頂いた真空パック詰めおでんを夕食にいただきました。最近、あまりに多忙で心身ともに疲れきっていたのですが、随分と癒されました。やっぱり、魚のダシの味もないとだめなんですよねー、日本人は。

白髪

鏡で自分を見つめると、なんだか白髪が目立つようになったような・・・。年齢のせいか、それとも博論で日頃使わない部分の頭脳を酷使しているせいか・・・。頭を悩ませすぎて、劇画のように「一夜明けると真っ白」みたいなことにならないように祈ります。

ひとりぼっち

前日に夜更かししたせいか寝坊し、昼前に研究所に行ってみると入り口に鍵が。そして、いつもはランチの良い薫りが漂う厨房あたりはドアが閉められ真っ暗。どこを見渡しても研究所に誰もいないのです。バスは平日運行なものの、どうやら祝日か何かのようで、…

面談

先週に提出していた博論草稿について指導教授と面談。会った途端に "We need a talk..." と言われたので思わず、"That's a bad sign!" と言ってしまいました。というのも、アメリカのドラマの世界では「話しがあるんだけど・・・」というのは別れるときの常…

福祉国家研究会

二週に一回開かれる福祉国家研究会の今期第二回目の例会ということで、今回は報告もないので気楽に参加してきました。 報告は「東ヨーロッパ旧共産圏諸国における福祉レジームの展開」といったもので、この地域のことはほとんど知らないので勉強にはなりまし…

ピッツェリア

土曜日に図書館でシコシコとデータセットを作成し、前日に約束していたものの会えなかった友人に電話すると、「晩飯でもどうお?」ということになり、近くのピッツェリアへ。フィレンツェのレストランは基本的に早くても七時開店なので、六時五十分ごろに着…

オート三輪

イタリアではいまだにオート三輪が現役です。 とにかくスピードがでないので、これが家の前の基幹道路である山道を走っていると後ろは渋滞です。しかし、四輪の軽トラではなく、三輪車にする理由は何のでしょうか。戦後直後じゃないんだから。

配管後日談

前日のエントリーでキッチンの配管が外れて床が水浸しになったことはお伝えしました。研究所のメンテナンスにメールを入れ、一日研究所で過ごして帰宅したところ、なんと配管がきちんと直してありました。イタリアとは思えない素早い対応に感謝です。 しかし…

キッチンのパイプが壊れた!

博論草稿の提出を終え、久しぶりにまともな食事を作り*1、ビールとともにリラックスして晩飯を楽しみ、口笛でも吹きながら皿洗いをしていたところ、何だか足元にぬるい水溜りが・・・。なんと台所シンクの下の物入れから水が流れ出ているという緊急事態。と…

博論草稿提出

昨日、博士論文の草稿を書き上げ、今日、指導教授と副査の教授に提出してきました。ワシントンDCからフィレンツェに帰ってきてからというもの、学会があったり、大風邪をひいたりとで、なかなか博士論文の執筆にかかれなかったのですが、今月上旬ぐらいか…

福祉国家研究会

博論執筆ほか諸々でクソ忙しいというのに、研究所の福祉国家研究会の今期初会合で論文発表をしてきました。昨年度まで担当していた幹事の役目を譲ったイタリア人の後輩が、会合の五日前になっても報告者がみつからず、僕に泣きついてきたというわけです。「…

ご心配なく

博論執筆が佳境です。今月中という締め切りを設定されてしまったので、とにかく乏しい理解で書き上げるほかありません。同時に指導教授の単著プロジェクトも佳境を迎えたようで、これまで逃げていたRAの仕事もちょこちょこと降って来ました。そんなわけで…

Tallis Scholars

研究所の親友、柏寛に誘われ、フィレンツェ大聖堂で行われた合唱コンサートを聴きに行ってきました。 http://www.thetallisscholars.co.uk友人によるとかなり有名な聖歌専門の合唱団らしいのですが、素晴らしい演奏でした。声もぴったり合っているし、ハーモ…