福祉国家研究会

博論執筆ほか諸々でクソ忙しいというのに、研究所の福祉国家研究会の今期初会合で論文発表をしてきました。昨年度まで担当していた幹事の役目を譲ったイタリア人の後輩が、会合の五日前になっても報告者がみつからず、僕に泣きついてきたというわけです。「Noといえない日本人」なので、結局引き受けることに。幸い、先月の学会の論文があったので、それをもとにスライドをつくって報告に望みました。それにしても、何でも「最初」というのは避けられがちというのは万国共通のようで、僕の後の報告はもう四人ほど決まっているようです。
それはさておき、報告論文の理論篇は博論の理論だし、これまで誰も「全然ダメ」と言う人はいなかったので、そこそこ自信をもって報告に望んだのですが、あまり評判は良くなかったような。やっぱり実証部分でのデータの制約が大きいようです。それから、コメントで「価値観の影響は?」とか、「文化は?」とか言われると、こちらもムキになって反論したくなるというのは大人になれていない証拠です。それにしても、英語のプレゼンはやっぱり言葉がスラスラとでてこなくて大変です。