仕事

福祉国家研究会

火曜日は隔週恒例の福祉国家研究会の日。朝寝して、研究所でゆっくりランチを取ってから研究会に向おうと思ってバスに乗り込んだところ、ボローニャから来ているはずのイーネスが何故かバスに乗っていました。「どうしたの?」と聞くと、バスに乗り込んだと…

速報!博士号を取得しました。

研究所で行われた博士論文口頭試問を終え、遂に政治社会学博士号を取得しました。ここまでの道のりは長かった。。。さて、前夜はというと、夜中の11時45分に届いた最後の博論審査コメントを読んで当日のありうる質問への答えを用意し、一時に就寝。とこ…

福祉国家研究会

火曜日は隔週定例の福祉国家研究会のミーティングでした。報告は盟友・フランカ先生で、「移民介護労働者のプレゼンスの拡大へ欧州各国はどのように対応しているのか。その政策対応を規定する要因は何か。」という報告でした。 「介護の政治」つながりで討論…

ディフェンスの日程決定

今日、ほとんど人のいない図書館に向かいメールボックスを開くと、学部秘書さんからメールがあり「学内審査委員のK教授と話したところthiedaの博士論文にゴーサインを出すそうだから、ディフェンスの日程をフィックスする」との連絡を受けました。指導教授…

New Welfare State in Europe

木・金の二日間、ダヴィード・ナターリ&ジュリアーノ・ボノーリ共催で「ヨーロッパにおける新しい福祉国家」というカンファレンスを開催中で参加しています。参加者は上記二人に加え、ブルーノ・パリエ、アントン・ヘメリック、フィリップ・ポッシェ、デー…

福祉国家研究会

ヨーロッパ社会政策学会で会った友人がEUIに訪問研究生として滞在するということで、福祉国家研究会で彼女の博士論文の理論枠組みを発表してもらいました。 写真よりも実物のほうが可愛いかも。とにかく、チャーミングなドイツ人です。ドイツの大学の博士…

面談

先週に提出していた博論草稿について指導教授と面談。会った途端に "We need a talk..." と言われたので思わず、"That's a bad sign!" と言ってしまいました。というのも、アメリカのドラマの世界では「話しがあるんだけど・・・」というのは別れるときの常…

福祉国家研究会

二週に一回開かれる福祉国家研究会の今期第二回目の例会ということで、今回は報告もないので気楽に参加してきました。 報告は「東ヨーロッパ旧共産圏諸国における福祉レジームの展開」といったもので、この地域のことはほとんど知らないので勉強にはなりまし…

博論草稿提出

昨日、博士論文の草稿を書き上げ、今日、指導教授と副査の教授に提出してきました。ワシントンDCからフィレンツェに帰ってきてからというもの、学会があったり、大風邪をひいたりとで、なかなか博士論文の執筆にかかれなかったのですが、今月上旬ぐらいか…

福祉国家研究会

博論執筆ほか諸々でクソ忙しいというのに、研究所の福祉国家研究会の今期初会合で論文発表をしてきました。昨年度まで担当していた幹事の役目を譲ったイタリア人の後輩が、会合の五日前になっても報告者がみつからず、僕に泣きついてきたというわけです。「…

ご心配なく

博論執筆が佳境です。今月中という締め切りを設定されてしまったので、とにかく乏しい理解で書き上げるほかありません。同時に指導教授の単著プロジェクトも佳境を迎えたようで、これまで逃げていたRAの仕事もちょこちょこと降って来ました。そんなわけで…

ESPAnet Annual Conference @ Urbino

木曜日から土曜日まで、ヨーロッパ社会政策学会年次研究大会がイタリアはアドリア海側の学園都市、ウルビーノで開かれてたので行ってきました。 http://www.espanet-italia.net/conference2009/ フィレンツェからは車で三時間ほどですが、電車で行ったので乗…

Library of Congress

http://www.loc.gov/index.html 大学図書館では見つからない資料を探しに、アメリカ議会図書館に行ってきました。HP上の情報によると、議会図書館はThomas Jefferson Building, James Madison Memorial Building, John Adams Buildingという三つのビル群か…

ワシントンDC

現在、調査のためにワシントンDCに滞在しています。27日(木)にフィレンツェからフランクフルトに飛び、そこから乗り換えてワシントンDC・ダレス空港着。乗り換えも1時間弱と短かった上、フランクフルトからDCまでもフライトも思いのほか短く、あ…

最近読んで面白かった論文から

Benoit, K., Laver, M., & Mikhaylov, S. (2009). Treating Words as Data with Error: Uncertainty in Text Statements of Policy Positions. American Journal of Political Science, 53(2), 495-513.比較政治学においては「政党の政策選好・位置を定める…

科研費研究会

今日は今回の一時帰国のメイン・イベントである科研費プロジェクトの研究会でした。開始1時30分、終了8時ということで、6時間半政治学国際社会学共同研究室に缶詰めでした。あー、疲れた、疲れた。もちろん、その後は行きつけの韓国料理やで飲み会でした。美…

比較政治学会二日目

前日の三次会で焼酎をしこたま飲んだので、三日ぶりぐらいに朝まで熟睡し、8時起床。酒気を抜くため大浴場で湯船につかり、美味しい朝食を食べてから学会に行きました。そんな訳で、共通論題には遅刻です(スイマセン)。 共通論題の後の総会はいつものよう…

比較政治学会一日目

京都大学での比較政治学会に参加しています。一日目の最初のセッションで報告があり、「新しい社会的リスクの比較政治経済学:拒否点プレーヤーを用いた計量分析」というペーパーを報告してきました。報告自体は上手くいったようで、声も通り、参加者のみな…

面談

推薦状の執筆を依頼するため、指導教授と面談してきました。指導教授は先日提出した「博士論文三分の二」を気に入ってくれ、もう一人の審査官である社会学の大御所も「ほとんど完成に近い」と評価してくれたので、無事に四年生になれそうです。そして、あと…

終わった・・・。

前日の夜中まで執筆作業が続いたものの、なんとか締切日中に「博士論文の三分の二」なるものを提出してきました。ここ一週間ほどあまり眠れず、食事も喉を通らず、胃が痛いという典型的なストレス症状がでたものの、期日が過ぎると不思議とそういった症状は…

STATA

こういう大事なときに限ってSTATAのライセンスが切れるという非常事態。研究所のソフトをラップトップにインストールしているので、「ライセンスを更新して欲しい」と先週の金曜日にメールを出したのですが、まだ返事が来ず。今回は計量は省略しようか…

追い込まれています

今週の金曜日が博論三分の二の締め切りということで、まるでアメリカでのコースワーク中の学期末のように精神的に追い込まれています。食事は冷凍ピッツァかサンドイッチ、ときどきインスタントラーメン、みたいな。栄養失調も心配ですが、PCのモニターの…

佳境

博論の二分の三の締め切りが今月末ということで、ようやく気合が入ってきました。月のはじめはどう論を進めていいか頭を悩ますばかりで、資料を読む、キーボードの前で呻吟する、インターネットで現実逃避する、初めに戻る・・・という感じだったのですが、…

肩こり

そんなわけで、日がな一日、しこしことキーボードを叩いているのですが、つい先日まで全然筆が進みませんでした。原因は不明ですが、追い込まれないと書けないという性だからでしょうか・・・。執筆とは「一日に何ページ」と決めて書けるようなものではなく…

VOC

Nemoさんの「ヨーロッパでのVoCの研究状況はどうよ?」という問いへのレスです。長くなりそうなので、自分のブログ記事で。 http://blog.livedoor.jp/nemochang/archives/2009-05.html#20090509 結論からいうと、「Iversen & Soskice (2001)に忠実な線のVoC…

インタビュー

ストックホルムにはもちろん仕事のために来ています。スウェーデン放送合唱団を聴くためでも、ヴィスビーに行くためでもありません。念のため。 そんなわけで、博論の執筆と、専門家や利害関係者のインタビューをして日々を過ごしているわけですが、インタビ…

ワークショップ

現在滞在中の「ストックホルム未来研究所」では、今回は格下げされて、研究所の図書室に机が与えられています。そして、水曜日に所長のヨアキム・パルメ教授から「明日から二日間、ここでワークショップがあるんだけど、出る?」と聞かれました。ワークショ…

ジョブマーケット

ワークショップの昼食時に食卓を囲んで「政治学・社会学のジョブマーケットはいかなるものか、どう対策すべきか」というディスカッションがありました。若いヨーロッパとアメリカの若いアシスタント・プロフェッサーがいろいろと話してくれたのですが、日本…

ワークショップ二日目

ワークショップ「現代福祉国家の進化」二日目。9時から開始ということで、朝早くにバス停でバスを待っているとパトリシアとばったり。春につきものの天候の変化のせいか、冷え込んだうえに強風だったので、二人で震えながらバスを待ったのでした。同期の二…

ワークショップ一日目

今日から二日日間、指導教授主催のワークショップ「現代福祉国家の進化」に参加しています。EUIのマーティン・コーリ教授に加え、指導教授の友人であるイェーテボリ大学のロスシュタイン教授とマックスウェーバーフェローのジェーン・ギングリッチ教授が…