福祉国家研究会

 火曜日は隔週恒例の福祉国家研究会の日。朝寝して、研究所でゆっくりランチを取ってから研究会に向おうと思ってバスに乗り込んだところ、ボローニャから来ているはずのイーネスが何故かバスに乗っていました。「どうしたの?」と聞くと、バスに乗り込んだところ眠りこけてしまい、終点まで行ってしまったのだとか。とぼけたドイツ人です。さらに話しを聞くと、先週の金曜日の僕のディフェンスに来たかったのだけど、ボローニャは雪で電車がストップしていたのだとか。ボローニャフィレンツェでかなり天候が違うようです。
 それはさておき、研究会ではいつも発表者に鋭い突っ込みを加える一年生、ヨハンが、彼の博士論文構想を発表してくれました。鋭い突っ込みは研究設計をしている自分自身には向かなかったようで、先輩方に突っ込まれまくっていましたが、早めに人の目にさらして批判を請うという姿勢は見上げたものです。将来、租税政策の国際比較研究で名を揚げる期待大です。