速報!博士号を取得しました。

研究所で行われた博士論文口頭試問を終え、遂に政治社会学博士号を取得しました。ここまでの道のりは長かった。。。

さて、前夜はというと、夜中の11時45分に届いた最後の博論審査コメントを読んで当日のありうる質問への答えを用意し、一時に就寝。ところが、三時半に一度目が覚めてから全く眠れず。七時半ごろようやく眠くなってきたのですが、もう起きる時間という悲劇でした。そんなこんなで、ふらふらする身体を無理やりシャワーで起こし、スーツに着替えて出勤。口頭試問が行われる部屋でプロジェクターの動作確認や、パワポの設定の確認をし、想定問答集を読み込んで試験に備えました。

十一時から試験開始ということで、その五分前ぐらいから友人達が徐々に集まってきて、11時五分ぐらいにプレゼンテーションがスタート。20分ぐらい話したところでプレゼンを終え、質疑応答へ。この質疑応答が長かった。。。結局、12時50分ごろまで一時間半近く質疑応答していた計算になります。内容も、理論的前提や概念理解の部分から、日本政治やヨーロッパ政党システムの細かい点まで多岐に渡り、頭がクラクラ。自分の博士論文にいかに粗があるか実感させられる一時間半となりました。しかし、一度退出させられてからしばらくして部屋に招きいれられると「全員一致で博士号授与ということになりました。おめでとう!」と言われ、試験は無事修了。スプマンテで乾杯してお開きとなったのでした。


博論審査委員との写真。左からマーティン・コーリ教授、スヴェン・スタインモ教授、僕、エレン・インマーグット教授、トシミツ・シンカワ教授。


口頭試問には福祉国家研究会を中心とした友人達が応援に駆けつけてくれました。事前に「口頭試問では厳しい質問はしてくれるな!」と念を押しておいたので、司会が「何か質問は?」と聴衆に振っても質問はでず。でも、審査委員の質問だけでもうアップアップでした。


皆でスプマンテで乾杯。これはハイソで素敵な慣習です。