イタリア話(2)

thieda2007-10-20

EUIのカフェテリアにはいろいろな飲み物が置いてあるのですが、先日、イタリア独自のコーラ風ドリンクの話になりました。これは五十年代だか、六十年代だかに開発された炭酸飲料だそうなのですが、この飲料の最近のキャッチフレーズが「ゆっくりいこう」ということらしいです。つまり、コカコーラなどのアメリカ飲料を「ファーストフード」の代表にみたて、それに対抗する飲み物として自己を位置づけているようです。そして、この話をしていたときに一緒にいたエジプト人も、「エジプトにも固有の炭酸飲料があって、反グローバライゼーション運動の一環として、コカコーラなどのアメリカ飲料をボイコットし、固有の飲料に回帰する流れがある」といっていました。欧州圏は結構、反アメリカの機運が強いようですね。
ちなみに、EUIのカフェテリアでは飲み物は各種セットに含まれているのですが、水を選んでも、コーラを選んでも、ビールを選んでも可です。そして、結構、ビールを選ぶ人もいるという不思議。仕事になるのかな?