週末

thieda2008-05-12

今週末はとにかくノンビリ。まずは、ウフィッツィ美術館のすぐ南にあるヴェッキオ橋を渡り、ピッティ宮に行き、そこの絵画コレクションを見てきました。ピッティ宮とはルッカ・ピッティ氏が建てたお城で、後にメディチ家の居城となった宮殿です。現在は国立美術館になっていて、Botticelliの作品やラファエロ肖像画が揃っています。

EUIの学生証で無料で入れるというのが良いところですが、さっと入ろうとしたらカバンをクロークに預けろとのこと。美術館とかコンサートホールとか、最近バッグを預けなければいけないパターンが多いですね。そして、クロークを探してもなかなか見つからず、係員に聞いても「左側」とか言うだけでたらい回しに。結局、美術館入り口のすぐ脇にあったのですが、本当に看板がないんですよね。観光客が始終問い合わせるだろうから、もっと分かりやすく指示を書いておけばよいのに。指示がないのがイタリア流なのです。
さて、校外学習か何かのガキンチョたちが多かったものの、結構名画がそろっているようでした。メインのGalleria Palatina とは別に近代美術館がその上の階にあるのですが、そこはイマイチという感じ。近代は18世紀と19世紀が中心でしたが、やはりフィレンツェルネッサンスの土地ということでしょう。
その後、友人宅に寄ってビールをご馳走になり、それでも日の高いうちに家路についたのでした。ただ、味噌をつけられたのが、アパートに向かうバスがストで止っていたこと。乗り継ぎのバスは走っていたのでいつか来るだろうとバス停で30分待っても来ず。バス停で待っている自分を見かけてくれたEUIの人が車で送ってくれたので良かったのですが、なぜみんなストだと知っているのだろうか。それにしても時限ストし過ぎです。仕事のサボタージュ以外の意味があるとは到底思えません。