節分

 近くのスーパーに買い物に行ったところ、店の至るところが節分モードで飾り付けられていて、季節モノの商品が山積みされていました。恵方巻きとか、イワシとか、節分に食べるというのは一体どこの風習に起源があり、いつごろから全国化してきたのでしょうか?もちろん、そんなモノには目もくれませんでしたが、特設会場に置かれた豆まき用の豆は「子供に節分とは何かを体験させなければ!」という使命感から衝動買い。プラスティックの鬼のお面付きの大豆一袋を仕入れました。

 息子の夕食後、早速、豆まき開始。設定としては、鬼に扮する僕が玄関チャイムの合図とともに押し入り、息子を怖がらせて泣かせ、息子と妻の豆と「鬼は外、福は内!」の掛け声に負けて退散するというものです。息子の初めての豆まきということで、妻がスマホの動画カメラを回します。

 さて、鬼として玄関から闖入し、キョトンとして顔がこわばる息子に「泣く子いねぇーがぁー、お母さん困らす子いねぇーがー!!」(ナマハゲ?)と迫ると予想通り大泣き。豆をまくことはできませんでしたが、それ以来、「そうやってイタズラしてたらまた鬼が来るよ!」といって脅しています。妻によると、「今晩は夜中に泣くな」(悪夢のため)とのことですが、どうなるでしょうか。