授業

thieda2005-09-21

こちらで受けている統計学の授業は、本当に「統計ユーザーのための」統計学です。「統計ユーザー」というのは、統計学そのものを研究したり、統計学を進歩させる研究者ではなく、統計データの意味を解釈できる人とういことです。だから、相関係数の導出方法や、最小二乗法による回帰直線の導出方法や、標準誤差の求め方などを数学的に厳密に学ぶのではなく、式をポンと与えられて「こういうもので、こういう意味だから」と教えられます。日本で数学的に厳密な統計学計量経済学の授業に出ていたので、こういうやり方にはちょっと面食らいますね。いつも「その式はどこから出てきたんだ??」と思ってしまうのです。