エレクトリカル・パレード

データ分析入門のペーパーが煮詰まっていたので*1、寮のRA*2の引率でデンバーのパレードを見に行ってきました(写真参照)。気づいたらボルダーに来て以来三ヶ月近くボルダーから一歩も外に出ていなかったので、自分でも驚きです。デンバーダウンタウンを久しぶりに歩けたし、巨大なバルーンが練り歩くなどアメリカっぽいものも見られたので良い体験ができたのですが、一番有益だったのがRAと英語でいろいろ話をできたことです。
彼に聞かれて一番困ったのは、「日本では神道と仏教の割合はそれぞれどれ位なのか?」というものです。アメリカでの宗教をイメージして神道や仏教を捉えているようなので、「日本ではお正月には神社に行って神道をするし、お葬式は仏教式でするし、一部の人は結婚式を基督教式でやる。というわけで、日本人は宗教をあまり気にしないのだ。」と説明しておきました。もちろん、神道は「所属する」ものではあまりなく、公式にはおそらく多くの人が「仏教徒」と答えるだろうとも。こういう微妙な部分を説明するのって難しいですよね。
それから、彼に質問して有益だったのは"hang out"と"go out"の違いです。アメリカのシチュエーション・コメディ*3ではよくこの表現を使うのですが、それぞれどういうニュアンスがあるのか興味があったのです。彼の答えによれば、"hang out"は友達にも異性にも使う表現で、映画に行ったり食事したりするのに使うのに対し、"go out"はもっぱら異性に対して使われバーに行くようなことを指すそうです。「前者がプラトニックなのに対し、後者は・・・。You know?」だそうです。
学校英語や政治学の文献に出てこない表現を学ぶのは本当に大変です。

*1:書こうと思えばすぐにかけそうだけれど、書く気にならないという状態。

*2:Residence Adviser・・・CUの学生で寮生の面倒をいろいろ見る人。

*3:フレンズとか。