当世クリスマス事情

thieda2005-12-25

アメリカのクリスマスは日本のお正月に感覚的には近いようです。そのため、街も、テレビも、サンクスギビングが終わってからずっとクリスマスモードになるわけですが、そこで気になったのは「メリー・クリスマス」の代わりに「ハッピー・ホリデイズ」という挨拶を使うことが多いことです。これはクリスマスを祝うキリスト教徒以外にもいろいろな宗教を持つ人々がアメリカには存在するという多様性に配慮したポリティカル・コレクトネス(略してPC)からきているのでしょう。ただ、保守的なキリスト教徒の間ではこの「言い換え」は評判が悪いらしく、「クリスマスツリーをホリデーツリーと呼ぶなんて、欺瞞だ!!」と憤っているようです。
僕はキリスト教徒ではないですし、一応リベラルを気取っているので、挨拶するときは"Have a happy holiday season!"とやっています。