旧交を温める

現在滞在中の札幌の実家のネット接続環境がダイアルアップということもあり、またここで日本のことを書くのもつまらないということでブログの更新が滞っています(一応「留学日記」ですので)。ただ、日本に帰ってきて久しぶりに友人たちとお酒を酌み交わすなど、日記に残しておきたいこともあるので、ちょっと書いておきましょう。
先日、家の近くに住む中学時代の友人たちと近くの居酒屋に飲みに行きました。一人は苫小牧の環境アセス系の会社に勤める友人で、もう一人は帯広で居候弁護士を今年から始めた友人です。弁護士の苦労話は本当に面白いですね。帯広には弁護士が12人しかいないのに、友人の勤める事務所がそのうち六人を抱えているそうです。そのため、何かことがあると何でもその事務所に持ち込まれるとか。というわけで、滅茶苦茶忙しい毎日らしいのですが、そのうえ北海道は広いので、当番弁護で管区の警察署に被告の接見に行くと、30分の接見時間のために車の往復で三時間がつぶれるので大変らしいです。仕事自体は減らないので。そして、弁護士の数が少ないので、新人弁護士にもかかわらず、弁護士会や行政の委員に知らないうちにされているそうです。名簿が机の上に置かれて初めて知らされるとか。北海道で弁護士をやるというのは、ゼネラリストとしてかなり鍛えられるのでしょうね。