日本までの遠い道

いま日本の池袋からこのブログを更新しています。ここにたどり着くまでは本当に遠い道のりでした。
まず、8時からレシテーションを終え、ボルダーからデンバー国際空港へ向かいました。そして、チケットを買ったノースウェスト航空のカウンターでチェックインしようとすると、なぜかコンピューターが受け付けず。係員に聞いてみると、デンバーからシアトルの便はなぜか Alaska Airline のチケットだと。言われるまま、反対側のターミナルに急ぎチェックイン。アラスカ航空の便には初めて乗りました。
飛行機に乗り込むと出発までかなり時間がかかり、ちょっと焦り。一時間ほどの遅れで飛び立ちましたが、シアトルの空港での日本行きへの乗り換え時間はおよそ一時間ということで心配になります。案の定、シアトルの空港*1についた途端、「Close Connection のお客様がいます。次の方は名乗り出てください」といわれ、「Mr. ハイーダ」と呼ばれました。名前違うし。他にアジア系乗客がいなかったからか、となりのオジサンに「お前のことか?」と聞かれ「Yes.」と答えると、乗り合わせたお客さんが次々に通路を空けて自分を通してくれ、「Good Luck!」と声をかけてくれます。「そんなにヤバイ?」と思いつつも、アメリカ人乗客の親切に感謝。飛行機のドアを出たところで航空会社の人が迎えに来てくれ、バンで空港を滑走し、ノースウェストのジャンボまで運んでくれました。
ここまでは良かったわけですが、10時間ほど飛行機に乗っていると突然、「成田が台風による強風のため着陸できないので、千歳に着陸します」との報告。そして、千歳で飛行機のなかで2時間ほど待たされあと再出発。今度は成田かと思いきや、「再び強風のため着陸できないので大阪に向かいます」と言われ、大阪方面へ。そして、再びアナウンスで「燃料が足りなくなってきたので羽田に着陸します」と言われ、結局羽田に着陸しました。この時点で、日本時間午後5時到着予定が、すでに午後11時。しかし、ここからが本番で、羽田に不時着した国際便が他に30機ほどある関係で、結局朝の5時まで機内で待たされました。飲み物はないし、食料もないし、となりの香港人のオジサンはずっと中国語で喋ってるか、イビキをかいて寝てるからこっちは眠れないしで、ストレスフルな状態で結局、飛行機のなかで24時間ほどを過ごしました。
あーーー、疲れた。

*1:上空から見たシアトルは緑の多いキレイな大都市でした。