面談

今日は授業はなかったものの、午後から教授陣五人と面談五連荘ということで妙に疲れた一日でした。まず最初は先々学期と先学期に授業でお世話になった教授にちょっとしたお願い事。締め切りまで間がなかったにもかかわらず、快く引き受けてくださり多謝多謝です。
その次はRAをやることになったIRの教授のところで打ち合わせ。どうやら、RTAを結んだ国々の新聞記事を漁ってデータベースを作らなければいけないようです(テキストベースですけど)。しかも各国の新聞の英語版も読めということで、これは大変そう。とにかくやってみて、できなさそうならばアメリカの新聞の検索で許してもらいましょう。大学が対象国全ての英字新聞を購読しているかどうかが不明ですし。"Montserrat"なんて聞いたこともない国も調べなければいけないようです。
そしてその後は、アメリカ政治の先生のところに修論指導委員会の委員になってもらえるようにお願いしにいきました。論文の対象はアメリカなものの、枠組みや視点は比較政治のものなので、ドラフトを読んでもらってから判断してもらうことになりました。やはり政治学においては社会政策は傍流ですね。日本にいるときも自分が「何学」にいるのか不明でしたが。
その後、DATAIIIの教授のところで期末ペーパーを返してもらい*1、本日のメインイベントとなる社会学部の教授との面談に赴きました。修士論文には使わないことに決めたものの、読んでもらった計量分析のペーパーを褒めてもらえたのが嬉しかったですね。"Fixed Effect"モデルだと独立変数の効果を過小評価してしまう点や、モデルが複雑な点は指摘されましたが、ペーパーで使ったデータを今後も使って大丈夫そうであることと、モデルと推定方法の工夫を続けていけばいつかはどこかで公表できるものとなりそうだというのは朗報です。修士論文にする予定のペーパーのドラフトに対するコメントは、やはり専門家ということで的を射た痛いところを突くコメントばかりで、まだまだ改訂が必要なようです。

*1:宿題も失敗した覚えはないし、ペーパーもAだったので、なぜこの授業でA−を喰らったのかいまだに不明です。