移行

文献管理ソフトのEndNoteを購入したので、これまで使っていたフリーの文想というソフトのデータからの移行作業を行っています。文想もレファレンスを自動作成でき、自由度が高くて良いのですが、不都合もそれなりにあったので暇なうちにと思って決断しました。しかし、移行作業は思いのほか手間がかかります。マクロを作って文想のデータをエクセルにエクスポートし、その後EndNoteが認識できるように著者名をいじったり、タイトルをいじったり、文献の種類をそれまでの4種類からEndNoteに合わせて細分化したりと、他の仕事が手につきません。文献レコードが1000近くなる前に早めにEndNoteを導入しておけばこういうことにはならなかったわけですが、今となっては後の祭り。
ただ、そういう手間をかけてEndNoteを導入するのには理由があるわけです。このソフトを使ってレファレンスをMS Wordにタグの形で埋め込んでおけば、ボタン一つでそれぞれの雑誌のスタイルに合わせた参照方法・文献リストを一括作成してくれるのです。今後、英文誌に投稿することを考えると、長期的にはかなり手間がはぶけるようになるのではと期待します。一つの雑誌でリジェクトされても、クリック一つで他の雑誌のスタイルに直して投稿できるので・・・。