三国会談

来てみる前は「EUIにアジア人はほとんど居るめぇ」と思っていたのですが、少数ではありますが、意外に居ます。そして、やっぱりアジア人同士なかよくなるものなのですよね、何故か。昨日、一緒に昼食を取っていたのが、台湾人の政治社会学部の同僚、同学年の中国人女性、そしてスペイン系のイギリス人でアジアの地も入っているという女性の四人。普通のヨーロッパ人と話していると、文脈を共有していないので、スシの話や、フィレンツェの天気の話に終始してしまうわけですが、アジア人が固まると徴兵制の有無や、台湾海峡問題、自衛隊核兵器従軍慰安婦問題とセンシティブな問題に結構触れることになります。イギリス人が無邪気に聞いてくるもので。そして、こういう話をしていて実感するのが英語力の欠乏。微妙なニュアンスというものが表現できないので、表現が直裁的になってしまい、思わぬ誤解を生んでいるかもしれません。でも、一つマスターしたのが"Self Defence Force"という時にエア・クウォートするテクニック。これはたいてい乾いた笑いを誘うことができます。