ヨーロピアン・パーティー

thieda2007-09-22

イタリア語のクラスの友達のスウェーデン人に誘われ、彼と彼のルームメイト主催の「引越しパーティー*1に行ってきました。一緒に行った日本人のポスドクと驚いたのですが、彼らのアパートはフィレンツェの象徴であり中心に位置するDUOMOから路地をたった一本入ったところにあります。招待メールに「ドアにブラシがかかっています("Blasi on the door")」とあったので何のことか分からず、「Blasiってスペル違うよね。"L"を"R"に変えると『ブラシ』より『ブラジャー』に近いけど、スウェーデンジョークか?」と友人と訝りながらアパートを探したのですが、ニューヨークのアパートによくあるように、エントランスのドアのところにインターホンがあって、そこの表札の名前が"Blasi"だったのでした。大家さんの名前でしょうか。部屋に入ってみると、リビングも広いし、風呂とトイレが別だし、寝室なんか僕のアパート全部が入るんじゃないかという広さだし、と立地といい部屋といい羨ましい限りです。EUIからでる給料は国ごとに違っていて*2北欧諸国の学生は他の国に比べてかなり良い給料をもらえるらしいのです。だから、二人で住めば、フィレンツェ中心部の高級コンドミニアムに住めるというわけです。
パーティーの方はというと、やはり「9時開始」とあればみんな10時ぐらいに集まりだすという感じで、最初4,5人だったのが20〜30人ぐらい来ていました。訛りがあるのでうるさい中聞き取るのは大変なものの、お互い英語は母国語ではないので結構親切に話を聞いてくれます。バスがないので12時過ぎには近くに住むフィンランド人と一緒に帰ったものの、五月雨解散形式で朝までやっていたことでしょう。安ワイン一本抱えて、ふらっと立ち寄って知らぬ間に帰っていいので、こちらのパーティーは気楽です。


*1:"House warming party"といいます。

*2:形式上、各国政府が学生を派遣し、その学生の学費と生活費の面倒をみるという形のため。