シエナ

thieda2007-10-06

フィレンツェからバスで一時間強の近郊にあるシエナに行ってきました。朝6時に起きて、待ち合わせの8時に駅で会えるようにバスで向かったら、待ち合わせ先で会うはずの友人とバスでばったり。そして、二人でバスターミナルに向かったのでした。ターミナルのチケット売り場で、英語で「往復をくれ!」といったものの通じず、「フィレンツェシエナ行き」を二枚交わされる羽目に。検札も何もなかったので問題なかったものの、次回はイタリア語で挑戦してみます。
さて、シエナで最初に向かったのはドゥオモ。

ここの美術館、礼拝堂、洗礼堂、地下室の順に回りましたが、どこの彫刻も絵も古い。中世風のマリア像とキリスト像で一杯という感じでした。下は礼拝堂内部。全面に絵が飾られていて、床の大理石にも絵が描かれ、パイプオルガンは三台、と往時の栄華を思い起こさせます。

シエナで有名なのはお祭りで行われる競馬なのですが、それが毎年開かれる「カンポ広場」にも行ってきました。想像していたよりも狭く、「本当に競馬できるの?」という感じです。そして、みな、まるで芝生のように石畳の上に寝転がって日向ぼっこ。

そして、カンポ広場の市庁舎にある「マンジャの塔」にも登ってきました。階段を自力で登らなければいけないので、息が切れますが、上から眺めるシエナ市街地とトスカーナの丘陵はまた格別。

最後に「メディチの要塞」にあるワイン試飲所に行ったのですが、となり開かれていたビールフェスティバルにふらふらと足が向かってしまい、そこでバスが車でソーセージを食べながら美味しいドイツ(?)ビールを楽しむというイタリアらしからぬ結末に。ビールの展示会か何からしく、売っている人たちもドイツ語しか話せず。英語を話したら戸惑わせてしまったので、注文はドイツ語で。英語、イタリア語、ドイツ語と、最近は数とか何がなんだか分かりません。

そんなこんなでフィレンツェに帰ってきた一日でした。