一日目

thieda2008-01-03

ハンガリーブダペストオーストリア・ウィーンに行ってきました。往路はフィレンツェ駅9時50分発の夜行列車。それでウィーンまで行って、ウィーンで乗り換えてブダペストへ向かうという算段です。使用する列車の到着が遅れ、出発が30分延びてどうなることか思ったものの、なんとか乗車。寝台列車ではなく、コンパートメントなものの大垣夜行みたいなものなので、半分寝たような寝てないような状況でウィーン南駅到着。南駅から路面電車で西駅に向かい、ベオグラード行きに乗り換えました。それにしても、列車もインターナショナルです。

そして、ブダペスト東駅で降車し*1、帰りのウィーン行きのチケットを買うことに。でも、一般の窓口に並んでいたら「英語はここじゃない!」といわれ、言われた先も開いておらず、駅をさ迷ってようやくインターナショナル・チケットオフィスを発見。長蛇の列でした。ブダペストは一般にマジャール語だけの表記が多く、言葉を知らない旅行者にはたいへんです。さらに、ユーロも使えず、ハンガリー・フリントという貨幣に両替しなければいけないので、不便なことこのうえなし。でも、数年後にはきっとユーロ圏の一員になっていることでしょう。

ブダペストドナウ川を挟んでBuda側とPest側に別れているわけですが、ユースホステルにチェックイン後、初日の昼間はペスト側を散策しました。そして、夜は国立オペラ劇場や他の劇場をさ迷ったあげく、最終的にペスト側のマーチャーシュ教会で開かれていた室内楽コンサートを観賞。その教会は「王宮の丘」の上にあるかなり立派な教会ですが、残念ながら概観は現在改装中。でも、コンサート後にじっくり見てまわった内部の様子からは、その古さと伝統が伝わってきました。コンサートも馴染みのあるドヴォルザークとかで、楽しめましたよ。

*1:チケットに書いてあった行き先が一つ前の郊外の駅だったので危うく降りそうになりましたが、あまりに首都っぽくなかったのでガイドブックで確認して誤りを発見。事なきを得ました。