台湾事情

休み明けで閑散とした学校の食堂でランチの相手を探していたら、台湾人の友人二人が話し込んでいるのを目にしました。そこで一緒に食事をしたのですが、二人ともへこんでましたね。笑いも冷笑気味というか。というのも、ご存知の通り、先週の土曜日に台湾では総統選挙があって、国民党の馬氏が民進党の謝氏を破って当選したのです。その前の選挙では、民進党が自党に有利なようにと選挙制度中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変更して選挙に臨んだところ、裏目にでて国民党が立法院の四分の三を握る結果になったため、台湾は久しぶりの国民党単独支配となっているのです。民進党支持の二人は「民進党はアホだ」と自嘲気味に嘆いていましたが、現在の勢力で国民党は憲法改正もできるため、ちょっと心配気味といった様子です。