ふたり暮らし

ルームメイトが先月から長期調査に出かけていて、しばらく一人暮らしを謳歌していたのですが、しばらく突然彼からメールが来て、「フランスからジュリーという女の子がしばらく俺の部屋で暮らすから、到着したとき出迎えよろしく」と言われました。そして、そのジュリーがこちらに到着したのが水曜日のこと。高校で英語の先生をやりながら米国映画を研究している博士課程の院生で、英語の教職のほうのインターンシップか何かでフィレンツェに6月末まで滞在するのだとか。インターンシップの負担は軽いので、こちらに居る期間に研究のほうを進めるつもりのようです。とても感じの良い子で、英語も上手いし、仲良くやっていけそうです。
今日は生協に買い物に連れて行ったところ、生協のレジではクレディットカードが使えないことが判明し、エライ驚いていました。イタリアの不便さへの驚きも、自分がこちらに来た当初のことが思い出され、何だかシンパシーを感じてしまいます。お母さんがスペイン人で、お父さんがアルジェリア系ということだったので、フランス語・英語・スペイン語がペラペラのようです。「イタリア語は話せないのーーー。」といっていましたが、後数日で自分を抜き去っていくことでしょう。実際、生協のデリのカウンターのおばさんのイタリア語をすでに理解してたし。。。
部屋に帰ってからどうやってルームメイトと知合いになったのか尋ねたら、EUIのHPに部屋のサブリースの広告が載っていてそれに応募しただけなのだとか。寮の又貸しがバレたらマズイだろうに、研究所のHPに広告を出すとは良い度胸をしています。そして、一ヶ月前には既に話が決まっていたにもかかわらず、直前まで知らせないというのも困りもの。さらに、こちらへのメールではギリシャ正教イースターが終わった5月にフィレンツェに戻ると言っていたのに、彼女には「6月末まで滞在可」とメールしており、どうするつもりなのでしょうか。彼女にそれを話したら「大丈夫かしら」と早速メールを打っていましたが、彼はイマイチ何考えているのか分からないところがあります。