ローマ

友人とローマ観光に行ってきました。
まず訪れたのがバチカン市国。「やっぱりローマといえばバチカンでしょ!」ということで、地図の間、ラファエロの間、システィーナ礼拝堂、絵画展などをみてまわりました。



システィーナ礼拝堂ではミケランジェロ最後の審判」を堪能しましたが、あまりに大きすぎて写真には向かないようです。それにても、8月のバカンスシーズンということで「人、人、人」・・・。しかも、相変わらずイタリア式に説明書きが足りないので、有名な「ラファエロの間」を見逃したと探し回ったところ、実は最初に通った部分がそれだったというオチ。ラファエロの間は何部屋もあるのでそれぞれの部屋には別の名前がついており、一つも「ラファエロの間」の部屋はないのです。それで見逃したわけですが、せめて入り口で地図でもくれればそういう勘違いもしないのにという恨み言もいいたくなります。




その後、ローマ散策ということで、古代ローマの都市遺跡やコロッセウムを見たり、「トリビアの泉」もとい「トレヴィの泉」を見に行ったり。最後の写真はスペイン広場の写真で、友人に連れられていった当初は「何これ?」という感じだったのに、「ここは『ローマの休日』でアン皇女がジェラート片手に下ってきたところよ」と告げられると一気に興奮して写真を取り巻くってしまいました。友人に「全然態度が違う」と皮肉を言われる始末。でも、オードリー・ヘップバーンが映画でたどった道を行きたいというのが人情でしょう。
次回はグレゴリー・ペックが手首を噛まれたふりをしてアン皇女が本気で驚くという、ヘップバーンを世界の名優にした名場面の舞台「真実の口」に行きたいものです。フィレンツェからはユーロスターで二時間かからない距離なので、大使館への事務手続きついでに。