フィレンツェ帰還

thieda2008-08-16

一泊二日の長旅を終え、札幌からフィレンツェに戻ってきました。前日にANAで札幌から東京に移動し、インタビューを一件こなした後、成田に移動し*1、安宿で一泊して翌日の午前に成田空港を発って、フィレンツェの滞在先についたのが夜九時ごろ(時差+7時間)と、ヨーロッパはいまだ遠い地です。フィレンツェ空港に着いたときは蒸し暑く感じましたが、幸運なことに、今日は雷雨だったので涼しく過ごせています。
フィレンツェでのいきなりのカルチャーショックは、フィレンツェ空港から市内へのシャトルバスに乗ろうとしたところ、運転手は切符を売るだけで荷物の積み込みを全く手伝わないということ。全く忘れていましたが、アメリカでも日本でも運転手がバスの一階部分の荷台に普通積み込んでくれるわけですが、イタリアでは運転手はただ見てるだけで乗客が適当に自分で押し込みます。ちょっとビックリ。
それから、札幌−東京間の飛行機に乗っていて気付いたのが、乗客たちが結構小さな荷物(例えば、お土産袋とか。)でも手荷物カウンターで預けて飛行機に乗り込んでいることです。ヨーロッパやアメリカの国内線では、持ち込める大きさである限り、普通は機内に持ち込みます。そのせいか、みな頭上の荷物入れに大きなバッグを詰めるので、乗り込みに時間がかかります。これは一旦預けてしまうときちんと受け取れるか分からないという恐れがあるからでしょう。日本では航空会社への信頼が大きい(「荷物は空港できちんと受け取れて当然」と考えている)ようです。
最後に、8月15日はイタリアの祝日らしく、お店は全部閉まってしまいます。ただでさえヴァカンス期間中で閉店の店が多いのに・・・。そんなわけで、買い物に行けず、一日パスタで過ごしました。
日本は日頃当たり前のように受けているサーヴィスの水準が極めて高いです。日本に住んでいる人は気付かないかもしれませんが。

*1:何故か「スイスエアは第二ターミナル」と勘違いしていて、ホテルの送迎バスで第二に降りてしまい、第一ターミナルへ連絡バスで移動するという疲れることをしていまいました。