勘違い

博論の一章の草稿を書き上げ、久しぶりに学食で食事をしていたときの話。知り合いのクロアチア人とラトビア人の女の子達のテーブルに加わったのですが、そこでソフィア・コッポラ監督の『ロロスト・イン・トランスレーション』の話しになり、「どう思うか?」と聞かれたので、映画を見ていなかった自分はラトビア人のイルゼに「そういえば、映画に出ていたスカーレット・ヨハンソンに似てるよね!」と言って話しの矛先を変えようとしました。しかし、「えっ!?全然似てないと思うけど、でもありがとう!」と大笑いされてしまいました。
研究室に戻ってよく考えてみると、イルゼが似ているのは同じソフィア・コッポラが監督した映画でも『マリー・アントワネット』の主役のクリステン・ダンストのほうで、スカーレット・ヨハンソンにはまったく似ていないのでした。そりゃ、笑うわな。まあ、スカーレット・ヨハンソンは「世界で最もホットな女性トップ10」とかに入るらしい一方、クリステン・ダンストの美しさの評価は微妙ということで、良いお世辞にはなったかもしれません。むしろ、クリステン・ダンストに似ているといって微妙な顔をされるよりも良かったかも。いずれにせよ、「このアジア人は白人の顔の区別がつかないのね、可哀相に・・・」と思われたことに間違いはありません。


↑クリステン・ダンスト


スカーレット・ヨハンソン