スウェーデンに来ています

thieda2009-01-13

博士論文のための調査でストックホルムを訪れています。指導教官のつてで、いまは「スウェーデン未来研究所」という研究機関に机をもらい、ネット環境などのセッティングを終えたところです。
ストックホルムに辿り着くまでは結構大変で、予約したB&Bデポジットを送るために朝一でフィレンツェの銀行に行ったら「ここでは外国送金できないから○○通りの支店に行け」とたらい回しにされ、その支店に行ったら行ったでカウンターのおっさんに「英語は分からない」といわれてすったもんだした挙句、なんとか送金。飛行機がボローニャ発だったのでフィレンツェ駅からユーロスターに乗ろうとしたら、切符を買った時点で発車時間が迫っていたのに何番ホーム発か表示がなく、係員に聞くと「あれだよ、あれ!!」とちょうどそのユーロスターはホームを発つところだったのでした。次の電車で行っても時間的にはかなり余裕があったので問題はなかったものの、次に乗り込んだ電車はローマ行きで危うく逆方向に連れて行かれるところでした(自分の席に座っていた家族が「電車が違うよ!」と教えてくれたので、間違いに気づいたのでした)。イタリアはどうしてこうも案内が不親切なんでしょう。
さて、ボローニャからストックホルムまではすんなりと行きました。中継のコペンハーゲンへ着陸するときは空が晴れていて、夕闇のなかにコペンハーゲン近郊の島々や島を結ぶ橋やトンネルが立ち現れる幻想的な光景を見ることもできました。海上に突然あらわれる大風車群もみられましたし。ストックホルム空港では構内のセヴンイレブンでサンドイッチの夕食を取り、バスで市内へ。ストックホルム中央駅が大規模で途中迷ったものの、係員が親切で(英語が通じるって何て素晴らしいことか!)通勤列車に乗り込むことができ、無事に宿に辿り着いたのでした。
興味深かったのは、ボローニャからコペンハーゲンまでの飛行機や連絡バスで聞こえてくるのはイタリア語だけということ。まわりは北欧人らしき人ばかりなのに、しゃべっているのはイタリア人だけというのはお国柄の違いですね。