コンサート

研究所の友人達に誘われて、テアトロ・ペルゴラの弦楽六重奏のコンサートに行ってきました。演目は

  • A. DVORAK: Sestetto in la maggiore op.48.
  • E. SCHULHOFF: Sestetto.
  • P.I. Tchaikovsky: Sestetto in re minore op.70 “Souvenir de Florence”.

 コンサートの開演は四時だったものの、四時を過ぎて十分ほど経っても始まらず、いつもは遅れに寛大なイタリア人聴衆もついには拍手で開演を促す始末。でも、何とか無事に始まりましたが。。。
 最初の演目のドボルザークの第一楽章や第二楽章ではあまり演奏者の熱が感じられず、それほど良いできには思えませんでしたが、最後のチャイコフスキーはお見事。アンサンブルが完璧なのは当然として、チャイコフスキーが音楽に込めた情感が伝わってくる演奏で、感動しました。他の聴衆も同様だったらしく、拍手がなかなか鳴り止まないほどでした。真ん中のシュルホフは現代音楽だったらしく、いまいち着いて行くのが難しかったのですが、それなりに面白かったです。
 演奏会の後は友人達と連れ立って、近くのバーのアペリティーヴォで軽い夕食兼お酒。友人のデンマーク人の連れも一緒でしたが*1、いままで見てきた大学院生の中でも一番の金髪美女。でも、最近、髪の毛を茶色に染めてしまい、皆に「どうしたの?」と聞かれるそうです。

*1:彼女もEUIの研究員です。