過保護?

先日、居間で息子と一緒に寝っころがって遊んでいて、息子の頭の下に敷いていた腕を抜こうとしたところ「ドン」と少し衝撃が走りました。マットレスの上だったし、腕の高さだけ(数センチ?)落ちただけなので、もちろん息子は平気です。しかし、妻が飛んできて「止めてよ!」「気を付けてよ!」と喚きます。子供が泣くほど頭に衝撃を与えるのはさすがに悪いとは思いますが、息子は平気だし、ちょっとぐらい雑に扱ってもいいと思うのですが、理解してもらえません。

一事が万事この調子で、これまた先日、毎日のお散歩の際に日焼け止めを顔に塗ってないと伝えると、妻に「ちょっと!何かあったらどうするの!?」と怒鳴られました。乳母車の幌で直射日光は防いでいるし、全世界の99%の赤ちゃんは日焼け止め無しで遊んでいるわけで、何もないと思うのですが・・・。男の子なのにそんなに美白に育ててどうするんだと、男親としては思うわけです。

とにかく、妻は何を置いても息子を玉のように大切に育てたいようで、僕にはそこまでの意思はありません。これは我々夫婦に特有の問題ではなく、結構、他の夫婦にもあるみたいです。友人は、息子さんがあやしても泣き止まないので揺りかごを揺らしながら論文を読んでいたところ奥さんにこっぴどく叱られたそうですし。この間、録画しておいたNHKスペシャ『人体 ミクロの大冒険』を観ていたら、女性は出産の一時間後にオキシトシンが大量に分泌され、産み落とした子供を愛おしく感じるようにプログラムされていると紹介されていました。そうした経験をしない男親とは、子供に対する意識がかなり違うようです。



巨大紙風船を背負わされ、蝸牛状態の息子。