初離乳食

 もう月齢が五か月の半ばを過ぎたということで、離乳食を始めることにしました。離乳食の定番かつ基本中の基本はお粥。というわけで、前日に炊飯器に湯呑を入れて、そこに米15gと水150ccを仕込んで十倍粥を作りました。まだ米粒の原型が残る出来上がった十倍粥を、赤ちゃんが呑み込めるように無印良品で買った離乳食食器セットで濾して出来上がったのが↓のお粥です。

 本当は、麦茶も、白湯も、ポカリスエットも「マズイッ!」という顔をして飲もうとしないので、まだミルク以外の飲食物は早いのかなと思っていました。ところが、妻が一匙すくって息子の口に運ぶと、微妙な顔をしながらも呑み込みます。さらに、麦茶や白湯のときは自分の口に入れられた哺乳瓶を手で遠のけようとしていたのですが、お粥の場合はむしろもっと欲しいというように手を伸ばします。本当はアレルギー症状が出ても軽症となるように離乳食で各食材を試すときは一回一さじが推奨されているのですが、米アレルギーはあまり聞かないので、息子の食べたいように食べさせてみることにしました。顔は相変わらず微妙ですが、パクパク食べます。しまいには、匙を預けると、自分で口に持って行って舐めて食べるところまで。初めての離乳食で、自分で自分の離乳食を食べるというのは珍しいのではないでしょうか。

 そんなわけで、これから毎日、食べ物を食べさせることと相成りました。