恵まれている

 先週末の土日は学会のために東京出張でした。学会というと興奮するからかいつも早めに目が覚めてしまいます。今回も、9時過ぎのバスに乗っていけば十分間に合うのに、なぜか三時には目が覚めてしまい、その後寝られなくなってしまいました。妻からは「学会って遠足みたいにそんなに楽しいの?」とあきれられてしまいましたが、一週間のうち息子と妻以外とコミュニケーションがほとんどない身からすると、楽しみなんです!

 さて、学会では企画委員として司会や討論を担当し、自分の仕事はしっかりこなしました。まあ、妻からは「育休中なのに学会の仕事をするのがおかしい!」と責められるわけですが・・・。その後の懇親会では、「いま一年間の育休中でして・・・」と、学会関係者やお偉方に仕事関係で不義理を重ねることに対するエクスキューズも含め猛アピール。そこで若手会員から結構言われたのが、「○○大学って育休取れるんですか?」という驚きの反応でした。確かに、他の大学、特に私学では男性だけではなく、女性教員でも「あいつ育休取るのかよ!(チッ)」という雰囲気らしいです。介護・育児休業法で労働者の権利として認められてるのですけどね。僕の場合は、育休取得の打診の段階で誰からも止められた覚えは一切ないので、恵まれてるんだなぁとの思いを一段と強めました。