クマさん

 息子はまだ意味のある言葉をきちんとは発しないのですが、徐々に言葉の意味は理解するようになってきているようです。先日は、帰宅する妻が家の前に車を停める音が聞こえたので、「お母さん、帰ってきたねー!」と声をかけると、ハイハイで玄関の引き戸まで行き、その扉を開けて待っていました。
 それから、妻の母(=息子の祖母)が編んでくれた毛糸のベストの胸にクマのアップリケが付いていて、妻が「クマさんどこー?」と呼びかけると手でそのアップリケをつかむという芸当を仕込んだようなので、そのベスト以外のクマさんが理解できるかどうか試してみることに。そこで、クマのイラストが表紙に載っている絵本を見せて「クマさんどこーー?」と呼びかけると、クマの顔を指差すではないですか!「クマ」という概念が指す内容を理解できてきているわけで、知恵がついてきてるんだなーと実感する毎日です。