"The Producers"

先述の通り、"The Producers"というブロードウェーで大ヒットしたミュージカルの映画版を見てきました。これまで見た中では最高の部類に入るコメディーでしたね。話の筋は、落ち目のブロードウェー・プロデューサー(ネイサン・レーン)とひそかにブロードウェーに憧れる神経質な会計士(マシュー・ブローデリック)が、制作費の詐取を狙って「史上最低のミュージカル」をプロデュースしようとドタバタを繰り広げるというもの。なんといっても、ネイサン・レーンの芸達者ぶりが冴え渡っていました。もちろん、マシュー・ブローデリックのうだつのあがらない雰囲気もよかったです。「ヒトラーを崇敬する変人」役のウィル・フェアレルは日本ではあまり有名ではないですが、アメリカでは大人気のようで、いろいろな映画で引っ張りだこです。テレビの"Saturday Night Live"出身のようですね。そして、ユマ・サーマンも変な役柄を楽しんでいるようでした。
ちなみに、マシュー・ブローデリックはサラ・ジェシカ・パーカーの旦那さんです。アメリカではサラ・ジェシカ・パーカーが物凄い人気なのですが、彼女もクリスマス映画("The Family Stone")をこの時期にやっています。同じ映画館に二人の映画が並ぶというのも凄いですね。