疲れた・・・

明日、ハーバードの教授がうちの政治学部にセミナーをしに来るため、水曜日の統計の授業が今日に前倒しになりました。そのため、今日の午後の授業は五時間ぶっ続けでした。全て英語の授業なので(当たり前か・・・)本当、疲れました。
比較政治学セミナーではイングルハートを議論したわけですが、我ながらなかなか良い論点を出せたのではないかと。授業の始めに先生が、UCLAの合理的選択論の教授がイングルハートの本が大嫌い*1という話をして、「嫌いな人いる?」と聞かれたので手を挙げたら一人だけだったときはちょっと焦りましたが。
ただ、やっぱり感じるのはスピーキングとリスニングの能力はまだまだだなーということです。ディスカッションでのクラスメイトの話の聞き取りは来た当初よりも大分増しになったとはいえ、いまだ全てを聞き取れるわけではないですし、授業外の会話となるとよく理解できません。今日も帰り際、クラスメイトに一言二言声をかけられたのですが、何か褒められてるなーということは分かるもののきちんと聞き取れてないので返しが思いつかず、"See you!!"といって別れてしまいました。ディスカッションでの発言も、準備しておいたメモを話せるときはまだしも、議論の流れに沿って発言しようとすると本当に言いたいことの三分の一ぐらいしか言えてないように思います。しかも、通じてるかどうか分からないし。
もっと若いときに来ていれば、英語への適応はもう少し違うものになっていたかもしれません。でも、その場合は政治学の知識が薄くなるわけで、別な意味でつらいものとなっていたでしょうが。

*1:本を引きちぎるぐらい