国際関係論セミナー

thieda2006-03-11

今日のセミナーは国際関係論における「認知アプローチ」ということで下の文献を読みました。

Perception and Misperception in International Politics (Center for International Affairs, Harvard University)

Perception and Misperception in International Politics (Center for International Affairs, Harvard University)

なんかはっきりしない話だし、とにかく面白くなく、しかも分厚いので、昨日は物凄い勢いで飛ばし読み。一時間に50頁ペースでやったので、内容はほとんど理解できず(概要だけ)。というわけで、よく分かっていないで授業に臨んだわけですが、なんとかハッタリで二言三言批判的コメントをしてお茶を濁してきました。
クラスメイトも430ページを読むのは骨が折れる(というか、熟読はして来ていない)ようで、コメントも「長い」とかそんな話ばかりでした。でも、IRがメジャーの韓国人留学生のクラスメイトに聞くと、この本はかなり広く読まれた名著らしいですね。

来週の比較政治学セミナーの課題文献は Lipset&Rokkan と Duverger という「誰もが内容は知っているけど、誰も実際には読んでいない」古典です。こういう機会でもないとなかなか読めないので、楽しみです。でも、来週は国際関係論セミナーで Schultz(2001)の書評レポート&報告なので比較政治学セミナーにじっくり取り組む暇はなさそうです。

というわけで、今日は特にこれといったネタはないです

Democracy and Coercive Diplomacy (Cambridge Studies in International Relations)

Democracy and Coercive Diplomacy (Cambridge Studies in International Relations)