秋休み

ついに秋休み突入です。先週の木曜日に政策決定過程入門の一枚目メモを書き上げてからはとっくに休みモードだったのですが、今日はようやく一日じっくり休みことができました。もう、眠れない・食べれないでかなり疲れていたようで、朝一旦目覚めたものの、朝食後二度寝。普段は進められない期末ペーパーを書き上げるのにこの休みを使わなければいけないので、あんまり休んでばかりはいられないのですが、ちょっと限界だったのでまあ良いでしょう。
で、データ分析IIIのペーパーのために読んでいたのがこれ。

The Economic Effects of Constitutions (Munich Lectures)

The Economic Effects of Constitutions (Munich Lectures)

それぞれの国の民主政体の在り方が財政支出などに与える因果関係を、比較的厳密な方法論の議論を行いながら、計量分析によって推論するというものです。説明も丁寧だし、意外にとっつきやすいです。やっぱり、比較政治経済学は面白いですね。
興味深いのは、英語の"constitution"の語感。日本語では「憲法」と訳されますが、選挙制度を含んだ政体全般を指すようです。日本語で「憲法」というと憲法の条文の話になってしまいますが、例えば93年の日本の選挙制度改革も英語では"constitutional reform"となるみたいですね。