テスト勉強

火曜日と水曜日に試験があるので、今日は一日試験勉強をしていました。とにかく、計量経済学が問題なので、午前中に教授のオフィスアワーを訪ね、過去問の分からなかった問題を質問。答えを見れば理解できるのですけどねー。最初からスラスラとは解けません。
今回、経済学部の大学院の授業を受けてみて思ったのは、数学の才能がない人が間違えて経済学部の院に入ってしまったら悲劇だろうなということ。ミクロ・マクロ・計量とほとんど数学の世界でしょうから。アメリカの政治学教育は近年計量分析の手法を身に着けるのに力を入れているとはいえ*1政治学では計量の苦手な人はフィールドワークやケーススタディといった伝統的手法に特化する、あるいは政治思想をやる、という逃げ道があります。一方、政治学のほうは方法論もやりつつ、伝統的な理論や叙述的研究、古典を読み、一セメスターに二、三本論文を書かなければいけないので、時間はこちらのほうが喰われるのかなという気がします。こちらは速読のできない人が入ってしまったら悲劇でしょう。ただ、数学とちがってこちらは努力でなんとかなりそうですが。

*1:例えば、CUでは重回帰分析の入門の授業が全員必修です。