日本食

thieda2007-09-16

フィレンツェに住んでいる日本人の友人にアジア食品マーケットに連れて行ってもらいました。彼女はもうフィレンツェに二年も住んでいるので、街中に数軒あるアジアンマーケットがどこにあるかも知っているし、細かい路地にまで詳しいので頼りになります。そのアジアンマーケットで何を買ったかと言うと、米、ポン酢、カレールー、そしてインスタントラーメンです。インスタントラーメンも日本のものだけではなく、ボルダーで病みつきになってしまった「辛ラーメン」ももちろん買いましたよ。でも、フィレンツェのアジア食品の値段は、アメリカに比べてかなり高い。米も高かったし、辛ラーメンアメリカの倍ぐらい。買っていませんが、納豆などは三個入り一パックで4ユーロぐらいするみたいです。やはり、日本食マーケットが小さいからでしょうね。ちなみに、そのアジアンマーケットにはインド、中国、韓国といった国のエスニック食材がならんでいたのですが、その中の一つの棚に「アメリカ合衆国」もありました。「アメリカ人はイタリアで何に恋しくなるのかな」と見てみたら、キャンベルのスープの缶詰やコーンスターチなんかが並んでいました。アメリカ人のソウルフードでしょうか。
食材買出しの後は、99centショップで箱ティッシュ*1を買い、ロッシーニやダンテが眠る教会の前の広場でジェラートを食べながらしばらくお喋り。結論は、修行中の身というのはどの世界でも大変だなということです。
その後、ESSELUNGAに連れていってもらって、塩を求めて右往左往し、携帯のプリペイドカードを買いました。カードの買い方とか、そのカードを自分の携帯に貯める方法とか、イタリア語が分からないとどうにもなりません。ほんと、真面目に日常イタリア語会話に精進せねばフィレンツェでは生きていけなさそうです。そして、助けてくれる友人のありがたさ。一日ありがとうございました。
そんなこんなで、フィレンツェの休日は平和に過ぎていったのでした。夜までは・・・(つづく)。

*1:驚くべきことに、イタリアのスーパーは箱ティッシュを置いていません。ポケットティッシュ15個入りとかはあるのですけど。そのポケットティッシュはというと、四枚重ねで無駄に分厚く、鼻をかみ難いという代物。そして、アメリカと同様、紙製品が高い。