アメリカの政治と政策

指導教授の「アメリカの政治と政策-比較の視点から」というセミナーを取っている(取らされている)のですが、その第一回目の授業がありました。「ヨーロッパでアメリカ政治の授業を取る学生なんて誰もいないだろう」と思っていたら、予想に反して受講生は七、八人とヨーロッパ統合についての授業よりも多いぐらいでした。ディスカッションの感じだと、学生達がヨーロッパの観点からアメリカの内政・外交について質問・批判し、教授がそれに応答するという感じのようです。自分はアメリカに二年住んだことがある日本人なので、両者の間でオブザーバーとして聞いているという具合。みんな、ヨーロッパのそれぞれの言語の訛りがあるので、リスニングが難しい・・・。
アメリカの大学院では、アメリカ政治のセミナーは外国人には難しすぎて一度も取らなかったのですが、ヨーロッパに来てアメリカ政治について学ぶようになるというのは皮肉です。