うーん。。。

トロント大学から指導教授編纂の論文集に寄稿している博士課程院生二名がＥＵＩに遊びに来ているということで、一緒にランチを食べました。さすがは政治思想と質的研究が支配的という大学だけあって、うちの先生と合理的選択論＆フォーマルセオリーの悪口で盛り上がっていました。どうも、あらゆるラッチョを十把一からげにしたクリシェばかりだったので文句を言ってみましたが、通じませんねー。英語の問題以上の何かがありそうです。
さて、その後は教授の研究室で面談。最初はリジェクトされた論文についてということだったのですが、その後「博論はどうなっているんだ」と。「ドウモコウモナイハ！」と日本語で言いたかったものの、「えー、あれを調べて、これを調べて、モゴモゴ・・・」と説明するうちに、「自分の本当にやりたいことを真剣に考えて来い」とまた宿題。しかし、取り扱う内容が政策的に重要かつ、一般化している理論では説明できない counter-intuitive なパズルを含み、且つ、自分の関心に合致しているようなトピックを探し出すというのは本当に大変です。授業とかワークショップとかいいから、じっくり先行研究に当たらせて欲しいなー。そんなこんなで、二時間もこってり絞られてしまいましたとさ。