ピッツァテリア

ワークショップ二日目は、朝一で「毛沢東中国におけるリアリスト文化」という国際政治関係論の論文を報告させられました。中国のことなど知らねーっつうの。まぁ、内容は「中国は春秋戦国時代から国際政治関係論におけるリアリストの文化を育んできたうえ、その行動も歴史を通観してリアリズムそのものであった。しかも、国際政治システムの変動にもかかわらず、そうしたリアリスト的文化が毛沢東中国における国際政治行動にも反映されていた。それゆえ、ネオ・リアリズムの議論は不適切であり、構築主義の理論こそが中国の国際政治における行動を説明できる」というトンデモ系です。

最初はプロジェクターがうまく作動せず、パワーポイントに頼れない口頭のみの報告かと覚悟したものの、途中から突然プロジェクターが復旧し、なんとかヴィジュアルに頼って報告を済ますことができました。ヨーロッパ人は基本的に日本語訛り英語を理解しないので、パワーポイントが使えないと非常に辛いです。でも、なんとか済んで、よかつた、よかつた。

お昼休みは学校の食堂が土曜日で休みだったので、皆で大学近くのピッツァテリアへ。ピッツァ自体は釜焼きで美味しかったものの、ピッツァと水とコーヒーで15ユーロ(2500円ぐらい)は高くないかい?しかも、ピッツァはデカすぎて食べ切れなかったし。フィレンツェで外食しない理由はその値段の高さに一因があります。