ワークショップ

今週は金土と、僕の指導教授、EUIの構築主義国際政治学者、ジョンズホプキンス大学の指導教授の友達の三人が主催するワークショップに参加しています。テーマが「アイデアの政治を真剣に考える」というもので、別に出たくなかったのですが、秘書さんにワークショップ登録の以来をする前にその秘書さん経由で教授からワークショップでの報告の割り振りが来たため仕方なくという次第です。
ワークショップの形式は、午前と午後に二時間半のセッションがあり、それぞれ一人の教授が仕切り、一つのセッションで三つの論文を参加者が報告し議論するというものです。読まされる論文が認知心理学や哲学のものが多く、しかも内容が「西洋と非西洋では左脳と右脳の使い方が違うので民主主義の受容は容易ではない」というようなトンデモor身体決定論的なものばかりで、もうゲンナリ。分量が多すぎてほとんど読めていないうえ、天井の高い礼拝堂のような場所でやっているため、声が反響しすぎで、議論で皆が何を喋っているのかさっぱり理解できず。まぁ、付き合いですからどうでもいいんですが。。。
日本の政治学界でも「アイデアの政治」が流行っているようですが、ワークショップ用の文献を読んだ感想としては、「アドホックな説明以上の何が出来るんだろう?」という感じです。