コンサート

thieda2008-06-13

ようやくEUI合唱団のコンサートを終えてきました。前日のリハの様子では「絶対、最後まで通らないよ!」と確信していたのですが、何とか最後まで通すことができました。ピアニスト(兼ハープシコード奏者)が本当に素晴らしくて、ソリストが入りを間違えまくっても、なんとか辻褄を合わせてくれたからです。よかつた、よかつた。自分のソロパートも評判が良くて、「そんな小さな身体で、どこからそんな声がでるの!?」と聞かれましたが、「日本車と一緒で小型でも効率がいいんだよ!」と答えておきました(暗にヨーロッパ批判??)。

こちらは主役のエーニアスを唄ったレンノ。エストニア出身で、この合唱団では珍しくエコノミストです。

こちらは魔女を唄った三人組。一番左のブリジットが本当のアルトで、太い声で上のソ♪まで軽々と出していました。やはり低音は体が重要なのかも。

エキゾティックな面立ちが魅惑的な美女、アイリーン。彼女はノルウェーの著名な研究者の父と、京都出身の母を持つハーフで、母語は英語なんだそうです。ちょうど博士論文を終えたところです。

金髪美女二人。左のキャサリンはドイツ人で旦那さんがEUIに研究員で来ているとか。右のアンナはロシア人で、少女のように見えて実は4歳の男の子のお母さんです。

左のルーカスはブラジル出身、右のジャニーンはフランス人です。スペイン政府がラテンアメリカの学生に奨学金を出してEUIで学ばせているのですが、なぜかEUIのラテンアメリカ人学生はポルトガル語を話すブラジル人ばかり。ポルトガルがお金を出せば良いのにと思いますが、不思議です。

メインのコンサートの後、ポスドクの研究所に招かれて短縮バージョンで二回目のコンサートを行い、その後研究所が準備してくれたシャンパンとディナーを楽しんだのでした。これも全部研究所が委託しているケイタリングサービスがやってくれたわけで、ヨーロッパの知識人は左翼なんだけど本当に貴族的なんですよねー。