パリ旅行四日目
仕事のある友人(旦那)を朝、ハグで送り出し、メトロで友人(オクサン)とオルセー美術館へ。ロートレック、ゴッホ、ルノワール、マネ、モネ、ピサロ、スーラ、ゴーギャンなど、印象派の珠玉の名品がところ狭しと展示されていました。ベルサイユ宮殿や前日のパレードではアジア系は中国人観光客が目立ち、日本人観光客は少なかったのですが、オルセー美術館では日本人と韓国人だらけでした。あの中国人達はどこにいったのだろうか?
ゴッホ「自画像」
モネ
ルノワール
ゴーギャン「タヒチの女たち」
マネ「笛を吹く少年」
オルセーのコレクションの豊かさ故ですが、一人の巨匠の作品がその初期から晩期まで一度に見ることができるので、その巨匠の画風の展開や悩みが垣間見えて面白いです。ゴーギャンとかマネのような印象派の物真似を最初やっているんですが、タヒチに行って吹っ切れたという様子が絵画の並びから分かります。
ルノワールの女性の描き方とか、マネのラディカルなまでの画風も素敵でしたが、思いっきり省略したロートレックの作品が好みでした。
その後、オルセー美術館内部のカフェでランチを取り、パリ近郊のマリオット広場のバスターミナルに向かい、ボーべ空港のシャトルに乗り込んだのでした。
今回のパリ旅行は友人夫妻が部屋に泊めてくれたうえに、四日間も案内してくれたので、大満足の旅行となりました。やはり車の有無は大きく、パリ市内だけでなく、パリ郊外をいろいろ回れたのは車のお陰です。パリ市内の観光でも市街地を熟知しているので、効率よく(道に迷わず)観光地をまわることができました。ホスト&ホステスを務めてくれたノザワ&リマちゃん、ありがとうございました!
最後にパリの印象などを少し。
- 観光シーズンということもあるかもしれませんが、思った以上にパリは人種の坩堝です。
- レストランなどを訪れて気付いたのが、ウェイターの多くがアフリカ系黒人であること。おそらく、旧フランス植民地のフランス語系諸国からきているのでしょう。彼らがフランスのサービス業を支えているようです。
- フィレンツェも物価高ですが、パリの物価も高い!ランチで飲み物とコーヒーをつけると三千円みたいな。。。もちろん、出てくる皿はキレイに彩られていて素敵なんですけど、高いよなー。