日本政治学会一日目

ほぼ３０時間の長旅を終え、神戸に辿り着きました。しかも、飛行機ではフィレンツェ→アムステルダムも、アムステルダム→関空も、どちらでも結局ほとんど寝られず。ホント、長旅は体にこたえます。もう若くもないし・・・。
さて、そんなこんなで時差ボケでふらふらしながら関西学院大学で行われた日本政治学会研究大会に参加してきました。「分割政府の比較政治」や「経路依存、市民社会、福祉国家」など力作揃いの分科会で、結構楽しめました。それにしても、鈴木基史先生のディスカッションはいつも切れ味が鋭いですね。
懇親会では元シアトルのＦＮ氏や元トロントのCNTower氏と初めて顔を合わせることができました。「オフ会」ですね。フロリダのh氏も元気にやっていると聞きました。アメリカ時代の仲間が皆頑張っているというのは自分にとっても励みになります。ＦＮ氏はＣＹとの「ニューヨーク・愛の逃避行」の詳細を知っていたり、ＣＹが初めてパブリッシュした論文の第一著者を教授Ｘに取られたことを知っていたり*1と、なぜかＣＹマニアでした。ブログ恐るべしです。
懇親会後はＦＮ氏に連れられ、「建林先生の出版記念パーティー」という名目で、西宮で関西グループの二次会に参加。「Ｋ先生は昨日はＫ先生が嫌い」だとか、ここには書けないネタなど色々仕入れることができました。大学の垣根を越えて切磋琢磨できる点で、関西は日本で政治学を学ぶには非常に好ましい環境のようです。

比較政治制度論 (有斐閣アルマ)

*1:「教授Ｘは許せん！」と憤っていました。