アムステルダム珍道中五日目

thieda2008-12-14

無事に飛行機に乗れることを願いつつ、早起きして再びアムステルダム国際空港へ。またチェックインカウンターに並ぶことに備えてさらに早めに行ったのですが、今度は自動チェックインカウンターで無事にチェックインできました。やはり、Meridianaの予約がおかしかったのだろうか。飛行機に乗り込むまで一時間半ほど時間ができたので、カフェテリアで朝食を取ることに。実は前回の日本行きのときにこの空港では五時間ほど乗り継ぎ便待ちをしていたので結構詳しいのです。グリルのあるお店で「オランダ式朝食」を注文したところ、まず鉄板に卵を落とし、その上にハムをのせた上でひっくり返し、ひっくり返した面にはチーズをのせる、という凝った目玉焼きを供してくれました。意外に美味しかったですけど、こんな食事ばかりだと太るよなというのが実感。松屋ので良いので和朝食が恋しくなります。
さて、飛行機はガラ空きで『アンネの日記』を読んでいるうちにすぐにフィレンツェに着いてしまいました。実はそれから空港発フィレンツェ市街地行きのバスを30分待ったり、家に帰るバスが日曜日のため12時から15時まで一本もなく帰れなかったりと、相変わらずフィレンツェの不便さを痛感させてくれたのですがそれはまた別の話。こうして当初の予定より長くなったアムステルダム旅行を終えたのでした。
最後にアムステルダムの感想をとりとめもなく書き留めると、

  • 街は整理されているし、公共交通機関は快適で旅行者でも利用しやすいようになっているし、何より誰もが英語を難なく話すというのが素晴らしい。観光でくるならフィレンツェ、住むならアムステルダムでしょう。
  • 友達に「コーヒーショップに行って来い。」だとか、「マジックマッシュルームを買って来い」とか言われたのですが、確かに葉っぱの吸えるコーヒーショップは街のいたるところにありました。日本で大学生の間で大麻がおおごとになっているのを新聞で読むにつけ、何が「麻薬」で何が「麻薬」でないのかというのはやはり社会的言説によって構築されるのだなと、ちょっと社会学者ぶりたくなります。
  • オランダ人は物静かな人たちです。空港行きの電車に乗ってもキャビンは静かで、突然うるさくなったなと思ったら案の定、ポルトガル人の若者たちのせいでした。テレビの映画も吹き替えではなく字幕だし、英語ができれば快適に暮らせそうです。