Uppsala

週末にストックホルムから電車で40分ほどの距離にある学園都市、ウプサラに行ってきました。この街はスウェーデン最古の大学があり、雰囲気的にはケンブリッジやオックスフォード風の街並みです。そして、スウェーデン王族をまつる北欧随一の大聖堂もあったりして、研究所の人にも「一度行ってみると良いよ」と言われていたのでした。
相変わらず何処へ行っても寒いんですけど、ウプサラも寒かった・・・。ただ、風も雪もない穏やかな天候だったのが幸いでした。大聖堂は1200年代建立とかの歴史ある建物だったそうですが、残念ながら18世紀だか19世紀だかに焼けてしまい、現在の建物はその後再建されたものだそうです。聖堂の中に入るとちょうど女声合唱団が練習中で、教会のイスに座ってしばらく聴き入ってしまいました。曲はスウェーデン民謡風のものにバンダ*1が何かの雄叫びのような節を歌うという現代曲でした。北欧の乾いた空気にはこういうのが合うんですよね。天井の非常に高い教会なので、残響がかなり長く残り、歌っていて気持ちよさげでした。

*1:別働隊。パイプオルガン付近など、祭壇の周囲の二階部分に配置され、ステレオ効果を狙ったような感じ。