関税

研究所の入り口にあるメールボックスを覗くと見慣れない紙切れが一枚入っていました。イタリア語だったので詳細は分かりませんでしたが、どうやら郵便局の不在票のようでした。基本的に研究所の事務が郵便物は全て受け取ってくれる*1ので、「なんで郵便局まで受け取りに行かなきゃいけないんだ」とブツブツ文句を言いながらフィエソレの郵便局まで行ってきました。そうすると、単にアメリカのamazonで注文した本を受け取るだけかと思いきや、郵便局の職員にイタリア語でお金を払うように請求されてしまいました。しかも、デビットカードはだめで、現金でとのこと。なんのことやら分からなかったものの、イタリア語で説明されても意味不明で、仕方なく14ユーロほど支払って本の段ボール箱を受け取って、それをかついで研究所に戻りました。
戻ってから請求書の明細を見ると、"Base Imponibile"が220ユーロで、"Aliquota"が4%で、"Importo"が8.73ユーロ。それに郵便局の手数料などなどが加算されて14ユーロほどの支払いになっていました。これって関税ですよね?いままでイギリスのamazonほかでいろいろ買って送ってもらったものの、関税を課されたのは初めてです。価格が高すぎたのか、アメリカからの発送物だったからなのか、理由は不明。税関職員の裁量で課税されただとしたら癪に障りますね。

*1:そのためにイタリアへの送付物の送り先は研究所にしているのです。