He's just not that into you

thieda2009-08-03

8月1日に日本公開された映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』。実は、ストックホルム滞在中に映画館で観ていました(日記に書いたかな?)。内容といえば、男の言動を深読みしすぎて本当の意図を探れず、いい方にいい方に解釈してしまうイタい女達の恋愛模様を描いた映画です。主演がかなり豪華で、ドリュー・バリモア(兼プロデューサー)、ジェニファー・コネリー、ジェニファー・アニストン、スカーレット・ヨハンソン、ジニファー・グッドゥウィン、ベン・アフレック、ケビン・コノリー、ブラッドリー・クーパー、そしてジャスティン・ロング。豪華な面子の揃った映画なわけですが、実は中心的主人公はあまり器量のよくないジニファー・グッドゥウィン演じるジジ。でも、男からかかってこない電話を巡って勘違いな思いを巡らす女の子を演じる過程で、なぜかジニファーがキュートに見えてくるから不思議です。とにかく軽い映画なので、時間つぶしにどうぞ。
それはさておき、今日のエントリで言いたかったのは邦題について。原題は "He's just not that into you" 。訳すと、「彼は君にそんなに夢中じゃないんだよ。」とか、「彼は君のこと気にしてないよ。」といった意味です。ところが、邦題になると『そんな彼なら捨てちゃえば?』と女性のほうがオトコを捨てる立場になっています。いや、捨てる前にオトコは引っかかってないんだってば!実際、映画の中で男を捨てられる立場に居るのはジェニファー・アニストンジェニファー・コネリーの演じる役柄だけ(しかも捨てるほうがかなり痛々しい・・・)。邦題は原題も映画の中身もあまり上手く現せてない様に思いますが、之如何に!?