役所へ行く

 新年度から認可保育所入所に必要な申請書類を手に入れるために、地元の市役所に行ってきました。市役所は妻の出勤経路の近くにあるので、往路は彼女の車に乗せてもらい難なく到着。まず、子育て支援課に向かいます。

 子育て支援課では担当者の方が懇切丁寧に申請書の書き方を説明してくれました。HP上の説明では所得証明関係の書類がかなり必要だったような印象を受けたのですが、居住一年以上ということで役所が税務情報をかなり持っているからか、職場から在職証明書をもらって添付すればいいようです。ただ、「例年、第一希望の保育所へ入所いただけない方もでていますので、第三希望までご記入ください。ご協力おねがいします。」と念を押されたので、待機児童ゼロの自治体でも競争は厳しいようです。春から最寄りの認可保育所に通えるか、いまから心配になってきました。

 復路は、市役所から十分ほど歩けばJRの駅を使え、そこから電車で帰れたものの、歩道のない交通量の多い「県道」をベビーカーを押して歩くのは気が引けたので、家のすぐ近くのバス停にも止まる路線バスを使うことに。しかし、これが市役所への最寄りの公共交通機関にもかかわらず一時間に一本しかないので、子育て支援課での用事を終えたあと、30分以上市役所内で時間をつぶさねばなりませんでした。そんなわけで、一階の職員食堂を覗いたり、市長室のある四階の会議室でたまたまやっていた「期日前投票」を冷やかしたりしてベビーカーを動かし続けてました。幼児を連れていると、ずっと一人でスマホをのぞいているというわけにもいかないんですよ。(幼児にスマホを渡して「アンパンマン」などを見せるという手もありますね。)

 さて、初の路線バスですが、比較的新しい型の入り口のステップが低いバスだったので乗車は楽にできました。バス内で座るところを探していたら運転手さんに「ベルトでベビーカーを固定しますか?」と聞かれましたが、乗客のおじいさんが気を利かせて歩道に対して平行になった優先席を譲ってくれたので、手でベビーカーを押さえながら座っていました。乗客の少ない路線・時間帯だったので特に問題もなく乗れました。ただ、降車時、運賃回収ボックスが大きくて出口手前の通路をベビーカーが通れず、持ち上げなければなりませんでした。「うしろのドア開けましようか?」と云ってくれましたが、多分、標準サイズのベビーカーなので、次世代モデルではあと数センチ設計で考慮してくれるといいですね。