スタインモ先生に会う

thieda2005-10-06

今日はこちらでの指導教授*1のスタインモ先生に会ってきました。スタインモ先生は福祉国家論の大御所の一人で、とりわけ租税政策と福祉国家の連関を専門にされています。CU-Boulderを受験した大きな(唯一の?)理由の一つがスタインモ先生の存在だったので、緊張しました。
会ってみると、とても気さくな方で安心しました。最近では日本も比較の対象としている関係からか、日本人の研究者のお知り合いも多く、石元学長、神野先生、新川先生などと交流があると伺いました。そして、僕の比較政治学のバックグランドを確認したうえで、これからの授業の履修などについて相談に乗っていただけることになりました。
先生は本の執筆の最中で、ちょうど数日前に日本の章のドラフトを書き終えたそうです。そのため、日本人の研究者からはどう見えるのか知りたいとのことで、来週ドラフトを受け取って僕が読むことになりました。大変に光栄なことですが、さてどのようなコメントができることやら。日本の租税政策にはあまり詳しくないですから・・・。*2

Taxation and Democracy: Swedish, British and American Approaches to Financing the Modern State

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Structuring Politics: Historical Institutionalism in Comparative Analysis (Cambridge Studies in Comparative Politics)

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Restructuring the Welfare State: Political Institutions and Policy Change (Political Evolution and Institutional Change)

Restructuring the Welfare State: Political Institutions and Policy Change (Political Evolution and Institutional Change)

*1:希望という段階で、まだ決まってませんが

*2:あと、推測統計はもとより、白書系の記述統計の数量データを扱うのに慣れてないので。